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コンスタンス1世[こんすたんす1せい]
コンスタンス1世(Constans I, 323年頃 - 350年)は、ローマ帝国の共同皇帝(在位:337年 - 350年)。 コンスタンティヌス1世とファウスタ(マクシミアヌス帝の娘)の間に三男として生まれるが、母親は不義密通の罪で処刑された。宦官が取り仕切る宮廷内で2人の兄とともに育てられ、337年に死去した父親の葬儀はコンスタンティノポリスで行われたが、滞在地の距離から参加しなかった。葬儀のしばらく後で、コンスタンティノポリスにいる親族は粛清されることとなる(首謀者はおそらく次男コンスタンティウス2世)。この後、3人の息子は会談を行い、揃って即位した。主にイタリア本土、パンノニア、ダキア、北アフリカなどを統治していたが、後に長兄のコンスタンティヌス2世から北アフリカの割譲を求められる。しかし340年、侵攻してきたコンスタンティヌス2世をアクィレイア近くで打ち破る。 コンスタンティヌス2世が統治していたブリタンニア、ガリア、ヒスパニアなどを引き継ぐが、自身も、配下の将軍、マグネンティウスに反旗を翻され、350年、捕われ殺害される。 == 関連作品 ==
*塩野七生 『ローマ人の物語XIV キリストの勝利』(小説)2005年
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コンスタンス1世」の詳細全文を読む
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