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コンスタンティヌスの公衆浴場は、南フランスの古都アルルに現存する古代ローマ時代の公衆浴場跡。4世紀にローマ皇帝コンスタンティヌス1世がアレラーテ(現在のアルル)に逗留していた際に建造されたものである。トルイユ公衆浴場 (Thermes de la Trouille) とも呼ばれる。 元々は宮殿、体操場、水風呂(フリジダリウム)、ぬるま湯風呂(テピダリウム)、熱湯風呂(カルダリウム)、サウナ風呂、プールなどが設置されていた大浴場であったが、現存するのはぬるま湯風呂、熱湯風呂、サウナ風呂、およびそれらの後部に設置されていた半円状のプールの遺構だけである。それらは、19世紀になって発掘されたが、その時には古代ローマ時代の宮殿跡と認識されていた。 現在は、「コンスタンティヌスの公衆浴場」の名で、世界遺産「アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群」の一部として登録されている。 == 関連項目 == * フランスの世界遺産 * アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群 * 円形闘技場 * 古代劇場 * 地下回廊とフォルム * コンスタンティヌスの公衆浴場 * ローマの城壁 * アリスカン * サン=トロフィーム教会 * 小集会場(アルラタン博物館内) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コンスタンティヌスの公衆浴場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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