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コンテナ荷票 : ウィキペディア日本語版
コンテナ荷票[こんてなにひょう]

コンテナ荷票(コンテナにひょう)とは、日本貨物鉄道(JR貨物)およびその関連会社の鉄道コンテナ貨物輸送において荷札の役割を果たしていた伝票である。
なお、貨車においても似た様式のものが使われているが、こちらは貨車車票と呼ばれる
==荷票==

===概要===
荷役貨物駅でコンテナを列車に積み降ろす作業、フォークリフト等で行われる)を円滑に行うために、空コンテナを除く全てのコンテナに付けられており、行先や積載列車番号・中継駅(指定がある場合)など、荷役担当者の作業に必要な情報が全て記されていた。
また、速達性を求められる荷物には「急送品荷票」を付して速達列車に優先的に積載する等の工夫がされていた。
1959年に旧国鉄がコンテナ貨物輸送を開始した時より使われている荷票は一定の成果を挙げていたが、しかし荷票は列車走行中などに紛失しやすいといった欠点もあり、また後述する理由により効率化が求められることとなる。
そこで 2004年より稼働した IT-FRENS&TRACEシステム(あいてぃふれんずとれーすしすてむ、詳しくは後述)が後に本格稼働するに伴い、2006年1月をもってコンテナ荷票は廃止された。FRENSは「FREight information Network System」の略称。
この新システムにより、コンテナ積載列車や駅構内での所在位置、持ち出し情報などはフォークリフトでの荷役時に即時把握が可能となった。
JR貨物での廃止後も、臨海鉄道各社や通運事業者などが独自の荷票を使用している場合がある。海上コンテナやICタグが故障したコンテナの場合、従来どおり荷票が使用される。荷票差しが無いコンテナの場合、ガムテープなどで本体に貼り付けられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コンテナ荷票」の詳細全文を読む



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