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コンテリクラマゴケ : ウィキペディア日本語版
コンテリクラマゴケ

コンテリクラマゴケ ''Selaginella uncinata'' は、イワヒバ科シダ植物の1つ。この類では比較的大柄で、それに青みを帯びた葉が美しいので栽培される。中国原産だが、日本では野生化している地域もある。
== 特徴 ==
常緑性の多年生草本〔以下、主として岩槻編著(1992),p.54〕。主茎は地上を横に這って長さ30-60cmに達する。所々に側枝と、その基部から担根体を出す。
は2形性、つまり茎の下側から左右両側に出る腹葉と茎の背面に並ぶ背葉の区別がある。いずれの葉も表面に紺色の光沢がある。腹葉は大きな角度で横に突き出し、長楕円形から卵形、先端は尖り、縁は滑らかで白い膜がある。背葉は狭卵形で長さ約1cm、先端は尖るか、尖って突き出す。縁は滑らかで、やはり白い膜状部がある。主茎には葉はまばらに付く。側枝では葉は密に付き、枝は葉と共に水平に展開し、扁平になる。 
胞子嚢穂は四角柱状で長さ約1cm。胞子葉はみな同型で、卵状三角形、先端が尖り、縁は滑らか。胞子嚢には大小の2形がある〔牧野(1961),p.4〕。
和名は葉の表面が紺色で光沢があることから。漢名は翠雲草と言い、これも同じ理由である〔牧野(1961),p.4〕。英名 hooked spike-moss, rainbow moss

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コンテリクラマゴケ」の詳細全文を読む



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