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コンテンツ権利保護専用方式 : ウィキペディア日本語版
コンテンツ権利保護専用方式[こんてんつけんりほごせんようほうしき]
コンテンツ権利保護専用方式または地上RMP方式 (RMP : ''Rights Management and Protection'') とは、DRMの一種で、地上放送RMP管理センターが運用・管理するコンテンツ保護の方式。日本の地上デジタルテレビ放送において、2012年8月より順次運用が開始された。
電波産業会の標準規格・技術資料において「コンテンツ保護方式」と定義されており、B-CASのARIB限定受信方式に対して、ARIBコンテンツ保護方式とも呼ばれる。
== 導入背景 ==
B-CASは、日本におけるBSデジタル放送開始に併せて、BS等を通して放送される各種有料放送の限定受信を目的として導入されたが、後にコンテンツの保護を目的として、地上デジタル放送を含む無料民放等にも転用された。公正取引委員会は、これらのカード発行を私企業である B-CAS社が独占しており、特に新規参入を阻んでいる点が独禁法違反に当たる疑いがあると指摘していた。
上述の問題に加えて、ARIBに準拠しない、いわゆる無反応チューナー〔放送波上のコピー制御信号に反応しないチューナーのこと。
〕が登場した事から、既存のデジタル放送の暗号化に対する疑問が寄せられ、地上デジタル放送のコンテンツ権利保護に係る社会的コスト等の観点も絡めて、B-CASの運用の見直しが検討された〔。
これらの検討を踏まえて、地上デジタル放送のコンテンツ保護を担う新しい仕組みとして、地上RMP方式が導入された。但し、BSデジタル放送等の無料放送には利用されない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コンテンツ権利保護専用方式」の詳細全文を読む



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