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コンパクト・カー : ウィキペディア日本語版
コンパクトカー

コンパクトカーとは、乗用車の形状の1つである。全長4,400mm級以上の一般的な「中型車」や「大型車」(ここでは乗用車を意味する)に対して、こう呼ばれる傾向が強い。特にただし書きがない限り、日本ではそのうち登録車(軽自動車以外)を指すのが一般的である。
== 概要・定義 ==
これといった明確な定義は存在しないが、日本では一般的に普通車のうち全長がおよそ4,200mm程度まで、全幅がおよそ1,700mm程度まで〔5ナンバーサイズの制約があるため。ただし、例外的に全幅が1,700mmを超え3ナンバーサイズとなっているものもいくつか存在する。〕の「5ナンバー枠」のサイズで、形はハッチバックトールワゴンなどの2BOXタイプボディが主流である。場合によってはCセグメントも含まれ、カローラ系のハッチバック(トヨタ・オーリスブレイドカローラルミオン)、日産・ティーダホンダ・フリードなどもコンパクトカーの一種に含むことが多いが、同じクラスセダンおよびミニバンはコンパクトカーに含まれない場合も多い。エンジン排気量は1,000 - 1,500ccクラスの直列4気筒のものが多いが、一部グレードや姉妹車に1,500cc超、車種によってはV型6気筒3,500ccもの大排気量エンジンを搭載しているもの(例:トヨタ・ブレイドマスターなど)もある。
米国におけるコンパクトカーはトヨタ・カローラ日産・セントラ(日本名:日産・シルフィ)、ホンダ・シビックマツダ・アクセラクラスの車を指す(欧州におけるCセグメント、日本におけるスタンダード~ミドルクラスに相当)。全長は4,200mmから4,700mm、エンジンは多くが4気筒エンジンを搭載するものが多く、排気量はおおむね1,500 - 2,500cc程度である。→:en:Compact carを参照。なお、2016年現在における基準ではノッチバックセダン、およびクーペステーションワゴンの場合、全長4,500mm以下・全幅1,700mm以下・ホイールベース2,600mm以下はそれぞれサブコンパクトカーに分類される。
ヨーロッパでは、Aセグメント〔Aセグメントはどちらかというと日本でのコンパクトカーよりは軽自動車に近いが、横幅や排気量に関して軽よりも大幅に大きくなる。〕からBセグメントのハッチバックがおおよそ日本でいうコンパクトカーに該当する。ヨーロッパ諸国において主流となっているクラスである。日本にも主な車種が輸入・販売されている(後述)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コンパクトカー」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Compact car 」があります。



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