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コンパートメント券[こんぱーとめんとけん] コンパートメント券(コンパートメントけん)とは、JRグループ旅客鉄道会社のコンパートメント個室に乗車するために必要な料金券であり〔旅客営業規則 第13条第2項第4号。〕、指定券の一種である〔旅客営業規則 第3条第9号。〕。 == 概要 == JRグループの前身である日本国有鉄道において、「個室」は寝台車及びグリーン車にしか設定されていなかった。東北新幹線が東日本旅客鉄道に継承後の1990年(平成2年)6月23日から、グリーン個室に加え「普通個室」を設置した新幹線200系電車の249形が営業運転されたが、旅客営業制度上、この「普通個室」は普通車指定席として運用されており、人数分の通常の指定席特急料金で乗車できた。翌1991年(平成3年)7月27日から営業運転された「スーパーとかち」に連結された2階建車両キサロハ182形550番台は2階部分がグリーン車開放室、1階部分がコンパートメント個室とされ、このコンパートメント個室に乗車するために必要とされたのが「コンパートメント券」である。 2000年(平成12年)3月11日から、キハ183系で運用される「スーパーとかち」の列車名が「とかち」に変更され、また、キサロハ182形550番台は「おおぞら」でも共通運用されたため、両列車のために「コンパートメント券」が発売されていた。しかし、翌2001年(平成13年)6月30日限りキサロハ182形550番台の営業は終了し、その後もJRグループ旅客鉄道会社共通の制度として存置されているものの、「コンパートメント券」の対象となる列車は設定されていない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コンパートメント券」の詳細全文を読む
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