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コンビニ受診(コンビニじゅしん)とは、一般的に外来診療をしていない休日や夜間の時間帯における、本来は救急外来を受診する緊急性のない軽症患者の行動のこと。 == 概要 == 軽症患者が「平日は休めない」や「日中は用事がある」、「明日仕事があるから」等の個人的な理由で、本来重症者の受け入れを対象とするはずの救急外来を、夜間や休日に受診をする行為を示す。 応召義務(医師法第19条)のために診療しなければならないものの、病院はそもそも日中外来を行っている時間帯に、外来患者を診るように人員を配置している。また救急外来は少数の重症者の対処に特化しており多数の患者の診療は困難であることが多い。 来院者は専門医による高度な診療を希望したり、その場で結論が出るように高度な精密検査を要求することも多い。しかし休日・夜間の時間帯にこのような検査をするための人員を確保していない場合が多く、対応に苦慮するケースも多い。要求を断られるとモンスターペイシェントと化す場合もある。 このような患者が増えることにより、肝心の重症な患者の対応が困難になったり、入院中の患者の急変に対応が困難になったり、医師が休養がとれず翌日以降の診療に支障を来したり、疲れ果てて医療現場を去り医療崩壊の原因にもなったりしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コンビニ受診」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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