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コンピュータ()は、自動計算機、とくに計算開始後は人手を介さずに計算終了まで動作する電子式汎用計算機。歴史的経緯により「計算」の語が使われているが、実際の対象は数値計算に限らず、コンピューティング(その理論としては計算理論)と呼ばれる、より広い範囲である。現代ではパーソナルコンピュータからスーパーコンピュータなどを含めたデジタルコンピュータを指す場合が多い。電卓・機械式計算機・アナログ計算機については各項を参照。 ==呼称== 日本語においては、英語の「」のカタカナ語として「コンピュータ」または「コンピューター」を用いる〔JIS規格や関連学会の論文投稿規定、工学専門書などでは慣例的に長音符を付けない。新聞社、放送局、小中学校教科書などでは長音符付きで表記している(長音符#長音符の省略参照)。ソフト最大手のマイクロソフトは2008年11月に長音符付きの表記に変更した。理由として内閣告示にしたがった新聞等表記への準拠、メモリやディスプレイ解像度の改善にともない字数節減が不要になったことなどを挙げている。〕。 漢語的には「」という語があり、法律(刑法など)で使われている。英語の「コンピュータ」という語それ自体には「電子」という意味は無いから、厳密には一致しない。また、手動の機械式計算機などと違う点を強調して「自動」の語が初期には入ることもあったが、近年はほぼ見なくなった。「電子計算組織」という語もあり、官公庁の公式文書である入札公告、条例などで21世紀に入った後の使用例も見られる。「組織」の用法は大体「システム」といった意味のようである。 電算機という語もあり、「電算業務」といった形で電算と略しても使われているが、情報処理学会が歴史について調査した際に、学会誌『情報処理』に掲載された富士通における歴史を述べた記事〔『日本における計算機の歴史 : 富士通における計算機開発の歴史』§3.1〕によれば、電子計算機以前の頃、リレーによる計算機によりサービスを開始した同社が(「電子」じゃないけど、ということで)使い始めた言葉であろう、と書かれている。 他に、人工頭脳や電子頭脳、台湾や香港などでもよく使われるといった言葉がある。''」という語があり、法律(刑法など)で使われている。英語の「コンピュータ」という語それ自体には「電子」という意味は無いから、厳密には一致しない。また、手動の機械式計算機などと違う点を強調して「自動」の語が初期には入ることもあったが、近年はほぼ見なくなった。「電子計算組織」という語もあり、官公庁の公式文書である入札公告、条例などで21世紀に入った後の使用例も見られる。「組織」の用法は大体「システム」といった意味のようである。 電算機という語もあり、「電算業務」といった形で電算と略しても使われているが、情報処理学会が歴史について調査した際に、学会誌『情報処理』に掲載された富士通における歴史を述べた記事〔『日本における計算機の歴史 : 富士通における計算機開発の歴史』§3.1〕によれば、電子計算機以前の頃、リレーによる計算機によりサービスを開始した同社が(「電子」じゃないけど、ということで)使い始めた言葉であろう、と書かれている。 他に、人工頭脳や電子頭脳、台湾や香港などでもよく使われるといった言葉がある。''といった言葉がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コンピュータ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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