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コンボの冬 (コンボのふゆ、Combo Winter) は、マジック:ザ・ギャザリングにおいてコンボデッキの強い環境を指す俗称であり、その多くが冬であったことにちなんで名付けられた。ここではその最たるものである、1998年冬のMoMaの冬(モマのふゆ、MoMa Winter)について主に記述する。 ==MoMaの誕生== 1998年10月、後にマジック史上最強のエキスパンションの一つと謳われる「ウルザズ・サーガ」が発売された。数々のパワーカードの中で《トレイリアのアカデミー》という土地カードの強さが世界各地のプレイヤーの間で話題となり、発売直後からこの土地カードを使ったコンボデッキの模索が始められた。そして誕生したデッキが、一つ前のエキスパンション「エクソダス」に収録された《精神力》を主軸に据えたコンボデッキ、MoMa(モマ)である。 MoMaの強さは、使用できるカードの種類が少ないスタンダード構築戦でさえ先手1ターン目で勝利する確率が5%を超え、さらにカードの種類が増える環境ではそれ以上という有様であった。その凶悪さは、 今のゲームは3つのステップに分かれている。 第一段階(序盤)がコイントス、 第二段階(中盤)がマリガン〔ゲーム開始時の手札が気に入らない場合、気に入るまで1枚ずつ減らして引き直すことができる〕チェック、 第三段階(終盤)が―――先手1ターン目だ。 などという、カードゲームプレイヤーからすればとんでもないジョークが生まれたほどである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コンボの冬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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