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コーク・バリントン : ウィキペディア日本語版
コーク・バリントン

コーク・バリントン(''Hugh Neville (Kork) Ballington'', 1951年4月10日 - )は、南アフリカ(生れはローデシア)の元オートバイレーサーロードレース世界選手権で通算4度の世界チャンピオンに輝いたライダーである。
== 経歴 ==
自国のプロダクションレースで経験を積んだバリントンは、イギリスに渡ってブリティッシュ選手権に参戦するかたわら、WGPへの参戦を開始した。数年間のスポット参戦ながらヤマハの2気筒マシンで勝利を挙げるなどの活躍を見せていたバリントンに目を付けたカワサキは、彼をファクトリーチームに迎え入れた。ファクトリーライダーとしてフル参戦を開始したバリントンは、カワサキの期待に応えてと、激戦区である250ccと350ccの両クラスで2年連続ダブルタイトルを獲得した。
、ケン・鈴木率いるカワサキとバリントンはモノコックフレームという当時としては革新的な構成を持つニューマシン、KR500で最高峰クラスへの挑戦を開始する。しかしバリントンの力をもってしても、ニューマシンを開発しながらレースを戦うには500ccクラスの壁は厚く、250ccクラスや350ccクラスでの成功を再現することはできなかった。
結局、3年間に渡る500ccクラス挑戦で勝利を挙げることはできず、カワサキはを最後にKR500の開発を取り止めると同時に世界選手権からの撤退を決定。カワサキがバリントンに撤退ぎりぎりまで伝えなかったためそのときには他チームの翌年陣容が決定済みでバリントンは他チームのシートを得られずグランプリから引退した。
 
現在は家族と共にオーストラリアブリスベンに移り住んでいる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コーク・バリントン」の詳細全文を読む



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