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コーチ屋(コーチや、コーチヤともいう)とは、公営競技の施行場内外や場外投票券発売所で、投票券に関する自分の予想を教えたり買い目を指示するなどの行為を装い、客から金を詐取することを行う者を指す。 場内にいる場立ちの予想屋はその場の主催者が公認しているが、コーチ屋は非公認であり、詐欺罪で検挙された例もあるという〔日本中央競馬会『優駿』2000年1月号、p.7「悪質コーチ屋に注意!」〕。 == 古典的手法 == 手口の代表的なものとして、施行場内外にいる客に「今日は儲かっている」などと話しかけ(その際に札束〔などを服のポケットから、いかにも勝った金のように見せる)、興味を持った客に投票券の買い目を教える〔日夏雄高「わかったつもりで意外と知らない競馬用語の基礎知識PART2」(『優駿』2001年10月号、p.75)〕。 買い目を教えてもらった場合、そのコーチ屋はその客をマークしていて、もしその買い目が当たった場合はどこからともなく現れ、配当金からコーチ料と称する金を請求する〔。外れた場合は知らんふりをし、後刻出くわしてしまったときには「買ったのはあなたの自己責任だ」などといってとぼける。確実に儲けるため、複数の客に別々の買い目を伝えることもしばしばある。 なかには「私が買いに行ってあげよう」などと言って客から金を預かったふりをしてそのまま逃げてしまうこともある。コーチ屋詐欺ともいわれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コーチ屋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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