|
コーラル・シー諸島のゲイ・アンド・レズビアン王国(コーラル・シーしょとうのゲイ・アンド・レズビアンおうこく、)は、オーストラリアのクイーンズランド州を拠点に活動するゲイの権利擁護団体が政治的抗議を目的に設立したミクロネーション。2004年にオーストラリア政府の示した同性結婚の承認拒否を機に、グレート・バリア・リーフの無人島に建国された。クイア・ナショナリズムの表現の一つである。 == 歴史 == 2004年にオーストラリア政府の示した同性結婚の承認拒否に対してゲイの抗議グループが6月に建国を宣言した。グループは「ゲイフラワー号」と名付けられた船舶をチャーターしコーラル・シー諸島を目的地に船出をし、ケート島を拠点と定めた。抗議グループのリーダーであったデール・アンダーソンは皇帝就任を宣言し、デール・アンダーソン一世を名乗った。抗議グループ以外に住人はなく、王国はオーストラリア政府をはじめとする他の国家には認められていない。 独立宣言後に皇帝デールは高等裁判所と裁判長官を任命した。また王国の国歌はグロリア・ゲイナーの『ありのままの私』と定められた〔。 イスラエルの帰還法と同様に、ゲイやレズビアンであれば、王国の市民権は直ちに付与され、永住権を得ることができる〔。 2010年5月、デール・アンダーソンはシドニーにて世界各地のミクロネーションの代表を集め、主権国家としての承認を得るために会議を開催した〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コーラル・シー諸島のゲイ・アンド・レズビアン王国」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|