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コールアンドレスポンス 音楽におけるコールアンドレスポンス(英:''call and response'')とは、複数の演奏者または歌手が前者の呼びかけに後者が応答する形でフレーズを継承し、演奏または歌唱する楽式のこと。 == 概要 == コールアンドレスポンスはキリスト教音楽におけるアンティフォナ、レスポンソリウム、アンセムや、インドの伝統音楽におけるジュガルバンディ、サワール・ジャヴァーブ、フランスのブルターニュ地方やフェロー諸島地域の音楽であるシーシャンティ、各国の軍隊におけるミリタリーケイデンスなど世界各地の様々な伝統音楽や民族音楽で取り入れられている。 また、コールアンドレスポンスはブラックアフリカ地域において、伝統的に集会や宗教儀式などを告知するコミュニケーション手段として普及していたことからアフリカ系アメリカ人の音楽であるゴスペル、ブルース、ジャズ、ドゥーワップや、キューバのルンバ〔Orovio, Helio 2004. ''Cuban music from A to Z''. Revised by Sue Steward. ISBN 0822331861 A biographical dictionary of Cuban music, artists, composers, groups and terms. Duke University, Durham NC; Tumi, Bath. p191〕、ソン、サンテリア音楽〔Sublette, Ned 2004. ''Cuba and its music: from the first drums to the mambo''. Chicago. ISBN 1-55652-516-8〕 やジャマイカのナイヤビンギ、メントなど黒人奴隷の子孫達の音楽で特によく聞かれる楽式である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コールアンドレスポンス」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Call and response (music) 」があります。
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