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コールズベイ : ウィキペディア日本語版
コールズベイ

コールズベイ (Coles Bay) は、オーストラリアタスマニア州の東海岸のコールズ湾沿いにある人口305人(2011年)〔2011 Census Community Profiles: Coles Bay 2013年4月21日閲覧。〕の小さな街。タスマニア州東海岸の観光の街で、住人は少ないが、多数の観光客が訪れる。
ホバートの北東192km、ロンセストンの南東209kmに位置し、フレイシネット国立公園(Freycinet National Park)の主要な入口である。景観の良い自然と、ハイキング、サイクリング、魚釣り、ボート遊び、カヤックなどの野外活動が楽しめる。2010年12月、郵便局と商店が焼失した。
==歴史==
1820年代、それまでアボリジニが住んでいたこの地域一帯に、欧州人が徐々に定住する。特に、捕鯨船の漁師とアザラシ猟師が定住するようになった。冒険家や世捨て人も住みついた(History - Coles Bay, Wine Glass Bay Tasmania )。
英国人のサイラス・コール(Silas Cole)が、この地で、アボリジニから貝殻を集め、燃やし、石灰を作っていた。彼の名前にちなんで、その湾はコールズ湾、その土地はコールズベイ(Cole Bay)と呼ばれるようになった。
1840年代になると、クジラの乱獲のため、沿岸での捕鯨は難しくなり、遠洋のクジラを捕獲するようになるが、それも1880年代には衰退する。
一方、1850年代から、羊と牛の牧畜がおこなわれた。
1916年8月、この地域一帯が、フレイシネット国立公園(Freycinet National Park)に制定される(& Wildlife Service - Freycinet National Park )。その後、1977年、シューテン島(Schouten Island)、 1992年にフレンドリー・ビーチス(Friendly Beaches)を含む海岸地帯を国立公園に編入した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コールズベイ」の詳細全文を読む



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