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コールダーホール原子力発電所 : ウィキペディア日本語版 | コールダーホール原子力発電所[こーるだーほーるげんしりょくはつでんしょ]
コールダーホール原子力発電所(コールダーホールげんしりょくはつでんしょ、Calder Hall Nuclear Power Station)は、イギリスの原子力発電所である(現在は運転終了し廃炉)。西側諸国初の原子力発電所として知られる。建設当初核兵器生産の意図もあったことから、純粋な世界初の商用炉ではない。原子炉は原爆級プルトニウム生産に優れる黒鉛減速炭酸ガス冷却型原子炉(マグノックス炉)を採用している。このタイプの原子炉で実用性のデータが集まったことから、この発電所以降、イギリスでは黒鉛炉が主流となる。 なお、世界初の平和的核施設であり、電気を得るだけの原子力発電所はアメリカのシッピングポート原子力発電所、世界初の原子力発電所はソ連のオブニンスク原子力発電所である。 == 発電設備 == コールダーホール原発の基数は全部で4基、合計出力は24万キロワットであった。1号炉の運転開始時の記念式典にエリザベス2世女王が出席している。 オブニンスク原子力発電所がすでに閉鎖、廃炉のため、他の第一世代の原子力発電所を含めて操業中の原子力発電所としては世界最古、世界最長の運転経過年数であったが、2003年3月31日にすべての設備の原子炉の灯が落とされ運転を終了した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コールダーホール原子力発電所」の詳細全文を読む
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