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ゴジュラスギガ (GOJULASGIGA〔RZ版、FZ版、プロトゴジュラスギガのいずれも、ゴジュラスギガのローマ字綴りは「GOJULASGIGA」とされ、半角スペースの区切りが入らない。ただし、ハズブロ版では「GOJULAS GIGA」と半角スペースの区切りが入る。いずれも商品パッケージ参照。〕) は、玩具メーカートミー(現タカラトミー)より販売されている『ゾイド』シリーズのひとつ。また、その背景設定に登場する架空の兵器。 == 機体解説 == ルイーズ大統領が残したデータを元に〔小学館「ゾイド公式ファンブック4」より〕開発されたヘリック共和国軍の巨大ゾイド。 西方大陸戦争においてもゴジュラスはその少ない個体数にも関わらず活躍を見せたが、ガイロス帝国軍がジェノザウラーを配備するに当たり、その旧世代化を露呈してしまう〔。 これを受け共和国軍はゴジュラスの後継機開発に着手し、先ずオーガノイドシステムを搭載したゴジュラス・ジ・オーガを開発するもこれは高い性能と引き換えに乗りこなせるパイロットがいなかった事から自動操縦機として改装されてしまう。その後、戦場が暗黒大陸に移るとケーニッヒウルフやガンブラスター、マッドサンダーといった機体群が優先され、ゴジュラス後継機開発は一時凍結されてしまう〔。 その後、ゴジュラスの後継機開発は再び再開される。ゴジュラスの耐用年数が限界に来ていた事から計画は抜本的な見直しを迫られ、その開発ベースはライガーゼロなどと同様に、強靱な力を持つ西方大陸〔電撃ホビーマガジン2002年12月号より〕の野生体希少種であるギガノトザウルス型が選定された。種族的にゴジュラスとは無関係とされるが、気性が荒いため扱いにくいという点や〔トミー RZ-067 アロザウラー付属「オフィシャルファンブックEX vol.4」より〕、他の大型肉食恐竜型ゾイドが持たない背鰭を備えている等の共通点を持ち、共和国の新たなシンボルとしてゴジュラスの名を冠された〔トミー「RZ-064 ゴジュラスギガ」パッケージ解説〕。 共和国軍が旧大戦の頃から続けてきた研究成果が反映されており〔、巨大な顎「ギガクラッシャーファング」や前肢の爪「ハイパープレスマニピュレーター」、そして長大な尾「ロケットブースター加速式クラッシャーテイル」を用いた格闘戦を得意としている。最大の特徴は直立姿勢の格闘モードから前傾姿勢の追撃モードへの変形機能「トランス・フィギュレーション・システム〔」であり、追撃モード時には最高速度が95.0km/hから180.0km/hまで上昇し、巨大ゾイドの常識を超えた機動力を得る。これによって高速ゾイドと連携し戦線を展開することが可能となるとともに〔ギガノトザウルス型野生体の超絶的な格闘能力を最大限に発揮しており、接近戦での戦闘能力はデスザウラーさえも凌ぐ〔。 また、ロールアウト当時に猛威を振るっていたダークスパイナーのジャミングウェーブを遮断するべく、機体内部には遮断回路を設ける〔トミー・RZ-064ゴジュラスギガ付属冊子「オフィシャルファンブックEX.01」〕とともに装甲素材に古代チタニウム合金を採用。この装甲は強固さも並外れており、並の砲火では傷一つ付くことがない〔。胸部には高出力のハイパーEシールドを装備しており、デスザウラーの大口径荷電粒子砲にも3発まで耐える防御力を持つ〔。当初、ゴジュラスギガには荷電粒子砲に耐え得る重装甲化の設計がなされていたが、これらの採用によって重量増加を抑える事にも成功した〔。 背面には最終兵器として封印武装「32門ゾイド砲」が存在する。この武装はゾイドコアをチャンバーとして〔エネルギー供給を行い全エネルギーを放つもので、引き換えにゴジュラスギガ自身も命を落としてしまう。そのため、通常は背びれ状の封印が施されている。しかし、その威力はデスザウラーの大口径荷電粒子砲をも遙かに上回る〔。 標準状態ではゾイド核砲のほかに火器は装備されていないが、背びれの一部と交換に設置可能なパイロン「カスタマイズホルダー」が用意されている。これにゴジュラス用のロングレンジバスターキャノン(CP-10 ゴジュラスキャノンセット参照)や、バスターイーグルのバスターキャノン(もしくはブロックスカスタマイズパーツG×2)、ブロックスゾイドのパーツなどが装着可能である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゴジュラスギガ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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