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ゴジラエビ : ウィキペディア日本語版
イバラモエビ

イバラモエビ(茨藻海老)、学名 ''Lebbeus groenlandicus'' は、十脚目モエビ科に分類されるエビの一種。寒帯深海に分布する大型種で〔三宅貞祥『原色日本大型甲殻類図鑑 I』1982年 保育社 ISBN 4586300620〕、食用に漁獲される。方言呼称としてイバラエビ(茨海老)、オニエビ(鬼海老)〔エビ(モロトゲアカエビ、イバラモエビ、クルマエビ) - 島根県水産課・島根県水産技術センター『島根の水産業(海)と魚』(解説:石田健次)〕、サツキエビ(五月海老)、ゴジラエビ(ゴジラ海老、北海道)などもある。
==形態==
体長100mm以上に達し、モエビ科の中では大型種である。全身が橙色-ピンクの硬い甲に覆われる。額角は細く斜め上に突き出し、鋸歯が下側に3つ、上側に7つある。さらに上側の歯のうち後ろの4つは複眼より後ろの頭胸甲上にあって大きく発達し、モヒカン刈りのような形状となる。その他にも前面や腹節側板外縁等、体の各所に棘をもつ〔〔。「」や「」に因む呼称はここに由来し、英名でも「棘だらけの」という意の形容詞"Spiny"が用いられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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