翻訳と辞書
Words near each other
・ ゴマユ
・ ゴマラ語
・ ゴマルヨンズボン
・ ゴマ・ホールディングス
・ ゴマ油
・ ゴマ科
・ ゴミ
・ ゴミの日
・ ゴミは殺しを知っている
・ ゴミグモ
ゴミグモ属
・ ゴミシ
・ ゴミス
・ ゴミゼロの日
・ ゴミムシ
・ ゴミムシダマシ
・ ゴミムシダマシ科
・ ゴミメガネ
・ ゴミラ
・ ゴミ処理場


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ゴミグモ属 : ウィキペディア日本語版
ゴミグモ属[ごみぐもぞく]

ゴミグモ属 ''Cyclosa'' は、コガネグモ科に属するクモ分類群の一つ。ゴミを網につけてカモフラージュする種が含むことによる名だが、つけないものも多い。種類は多く、区別は難しいものも多い。
==特徴==
コガネグモ科の中ではあまり大きくならないクモの群。地味な、やや縦長の体格のクモであるが、外部形態はかなり多様である。
共通の特徴としては、次の点が上げられる。
*頭部と胸部がU字型の頚溝によって区別される。
*コガネグモ科では中眼は頭部の中央に寄るのが普通であるが、この属では特に後中眼が互いに接近する。
*腹部はやや縦長で、後方背面が糸疣より長く突き出る。
ただし腹部の形態については様々で、マルゴミグモなどは楕円形の腹部を持ち、後方への突出もない。しかし多くのものでは全体に縦長で、シマゴミグモやヤマトゴミグモでは腹部後端が真後ろから斜め上に突き出る。ゴミグモやヨツデゴミグモでは後方の突出は大きくないが、そこに円錐形の突起を複数つけ、ゴミグモではさらに前方背面に肩状突起を持つ。
これらは褐色系の地味な色合いで、細かな模様があるが、地味で目立たない配色である。そんな中に銀色の鱗状の部分を持ち、銀色の金属光沢を持つものもある。ギンメッキゴミグモなどでは背面の広い範囲が銀色に光る。オーストラリアの ''C. trilobata'' は背面に赤、オレンジ、銀色などの縦縞を持ち、複数が密集して網を張っている様子は宝石のようだとのこと〔Main(1976),p.206〕。
性的二形ははっきりしており、雄は雌より遙かに華奢で小さく、雌の姿をそのまま小さく痩せさせたような姿である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ゴミグモ属」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.