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GOM Player(ゴムプレイヤー、Gretech Online Movie Player)は、韓国(GRETECH)社が開発したメディアプレーヤーである。プロプライエタリなフリーウェアであり、バイナリは無償で配布されている。 GOMとは熊を意味する韓国語の単語「ゴム」(곰)と上記の略称をかけたものであり、プレイヤーのシンボルマークとして熊の足跡が使用されている。 == 歴史 == 日本語版は、エスケイサイバーパス社(現・エスビーサイパーパス〔エスビーサイバーパス株式会社のサイト 〕)が日本語で行っていたオンラインストレージサービス「ハコ箱」(HAKOBAKO)の関連機能をつけた。 当初は本家版は朝鮮語と英語を併用できたが、後に英語版をサポートから切り離した。2013年現在は日本語、英語、中国語、台湾語、ロシア語、スペイン語、本家ハングル語と7つの版(配布ファイル)が存在する。 日本国内だけで累計800万件以上ダウンロードされており、多くのパソコン雑誌などで紹介されている〔公式サイト の「GOM Playerのココがすごい」より〕。『週刊アスキー』が発表した「08年度超人気無料ソフトベスト100ランキング」では第1位となった〔週刊アスキー 2009年1月6・13日合併号 2008年12月22日発売〕。 2012年11月に登場したv2.1.45.5129ではWindows 8に正式対応する一方でWindows 98が動作対象外となった。 2014年1月、自動アップデートを利用するとコンピュータウイルスに感染することが判明し供給元のグレテックジャパンはアップデートサービスを一時停止した〔一部報道に対する弊社の見解について:2014-01-23 〕。高速増殖炉「もんじゅ」の事務用PCもこの手口で情報を抜き取られていたことが判明した〔動画再生ソフト「GOMプレーヤー」更新で感染:2014年1月24日07時22分 読売新聞 〕。 2015年11月16日、日本法人のGRETECH JapanはGOM Playerを含む「GOMソフトウェアの事業終了のお知らせ」を同社サイトに掲載、直後非公開に切り替えている〔GOMソフトウェア事業終了に関するお詫びとお知らせ (GRETECH Japan 2015-11-19) 〕。その後親会社GRETECH Corporationとの協議を経て撤回し、同月27日に日本語版のGOM Player、GOM Audio、GOM Remoteの配布・運営を引き続きGRETECH Japanが行うと発表した〔GOMソフトウェア事業継続のお知らせ (GRETECH Japan 2015-11-27) 〕(GOM Encoderは販売終了、ライセンスに期限はないがサポートは12月3日で打ち切られた)。 2016年以降も日本語版のアップデートは行われているが、日本語サイトは更新が止まっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「GOM Player」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 GOM Player 」があります。 スポンサード リンク
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