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自動惑星ゴルバ(じどうわくせいゴルバ)は、アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』に登場する架空の宇宙要塞。デザインは中村光毅、辻忠直、板橋克己の共同作業。 本項では、『ヤマトよ永遠に』に登場する同系列の兵器ゴルバ型浮遊要塞についても併せて解説する。 == 自動惑星ゴルバ == 暗黒星団帝国のマゼラン方面軍総司令部を兼ねており、同軍総司令メルダーズが搭乗する。 初期設定においては、地球の直径の1/6(約2000km)を想定した文字どおりの小惑星であった。その後、この設定は変更されたが名称はそのまま使われたため、数百m程度の規模ながら「自動惑星」と称されている〔『週刊宇宙戦艦ヤマト OFFICIAL FACTFILE』第33号P33「ヤマト制作秘話」。〕。 形状は球と円筒に近い楕円球を結合させたこけし状であり、その頭部に相当する部分にはミサイル砲や光線砲の発射口、頸部に全周式の回転する主砲8門がある。また、直掩のための戦闘ヘリを多数搭載している。 主砲の破壊力と圧倒的な数の通常兵装に加え、デスラー砲が効かないほどの防御力を持つ。これは、「ゴルバ本体の周囲に4次元フィールドと呼ばれる防御幕を発生させ、波動砲を無力化している」と説明されている〔「てれびくんデラックス2‘宇宙戦艦ヤマト大全集’」のP31より。〕。資料によっては、「特殊なコーティングが施されている」とも説明されている〔「EB22 宇宙戦艦ヤマトメカニック大図鑑1」のP134より。〕。どちらにしろ、装甲や材質による防御ではない。後述のゲーム版では、強固な偏光バリアによってあらゆるエネルギー弾を拡散防御してしまうように描写されている(ミサイルや魚雷といった実体弾攻撃は一応有効であるが、致命傷を与えるほどではない)。 唯一の弱点は主砲口が開いている時であり、そこに波動砲やデスラー砲を撃ち込むことが撃破する唯一の手段である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「自動惑星ゴルバ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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