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ゴレスターン条約 : ウィキペディア日本語版
ゴレスターン条約[ごれすたーんじょうやく]

ゴレスターン条約(ゴレスターンじょうやく、、)は、アゼルバイジャンゴレスターンにて、ロシア帝国カージャール朝によって1813年10月24日ユリウス暦では12日)に締結された、ザカフカス地方領有権を巡る条約。
当地を巡って1804年以降、断続的に発生していたロシア帝国とカージャール朝の第一次ロシア・ペルシア戦争は、でロシア帝国が勝利して大勢が決し、カージャール朝はアラス川以北の地域をロシアに割譲し、グルジアに対する主権を放棄した。イギリスの調停仲介をきっかけとして1813年に結ばれたゴレスターン条約によってカスピ海の航行権をロシアに認め、アゼルバイジャン地域のロシア化がすすむきっかけとなった。
== 影響 ==
これによりカージャール朝は大規模な土地基盤を失ったが、1826年にイギリスも介入して第二次ロシア・ペルシア戦争が勃発することとなる。しかしここでも敗北したカージャール朝は後の1828年トルコマンチャーイ条約にてさらに北アーザルバーイジャーンアルメニアを失うこととなる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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