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ゴンゴラ属 ''Gongora'' Ruiz. et Pav. は、ラン科植物の1群。長い花茎を下垂し、多数の花をつける。 == 特徴 == 常緑性の着生植物で、偽鱗茎は長卵形から長円錐形〔以下、主として園芸植物大事典(1994)p.2791〕。偽鱗茎の表面には縦に数本の稜があり、先端には葉が2枚付く。葉は大きくて革質でひだが多い。 花茎は偽鱗茎の基部から出る。花穂は長くなって下向きに垂れ、多数の花を付ける。 花は側萼片が外側に巻き、蕊柱が倒立しており、細くて長い蕊柱の先端近くに小型の背萼片と側花弁が着いている〔前川(1978),p.2037〕。上側にある唇弁は多肉質で細長い袋状をしている。花色は赤褐色、黄褐色から黄白色で紫褐色の斑紋がある。なお花は短命である。 学名はニュー・グラナダのスペイン総督であったゴンゴラ (Cabalero y Gongora, 1740-1818) にちなむ。花が操り人形のように見えることから、イギリスの代表的な大衆人形劇『パンチとジュディ』にちなんで、パンチ・アンド・ジュディ・オーキッドという英名がつけられている〔前川(1978),p.2037〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゴンゴラ属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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