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ゴンサロ・デ・コルドバ : ウィキペディア日本語版 | ゴンサロ・フェルナンデス・デ・コルドバ
ゴンサロ・フェルナンデス・デ・コルドバ(Gonzalo Fernández de Córdoba, 1453年9月1日 - 1515年12月2日)は、スペイン王国の将軍。エル・グラン・カピタン(El Gran Capitán)と尊称される。また、歴史家の一部は1503年のチェリニューラの戦いにおける火力と塹壕の組み合わせを評価し、塹壕戦の父としている。 == 生涯 ==
===誕生から成人まで=== ゴンサロは1453年9月1日、コルドバにほど近い町モンティーリャで生まれた。父はアギラール伯爵ドン・ペドロ・フェルナンデス・デ・コルドバ、母はエルヴィラ・デ・エレーラ。ドン・アロンソという兄がおり、ゴンサロは次男であった。家系は王家の支流(エンリケ2世の弟ファドリケの庶子の末裔)であるエンリケス家に属し、代々カスティーリャ王国の提督を輩出していた。 父はゴンサロが幼い時に亡くなった。アギラール伯家は以前からカブラ伯家と対立関係にあったため、この死は重大な意味を持っていた。カブラ伯家は2人の兄弟が幼いことを理由に追い落としを狙い、一方アギラール伯家の家臣たちは兄弟を守り立てて対抗した。次男であるゴンサロの立場は特に厳しいものだったが、兄が非常な努力を払って彼を助けてくれた。一時期教会に入っていたが、成人すると還俗して宮廷に出仕した。
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