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ゴンズイ
ゴンズイ(権瑞、学名 ''Plotosus japonicus'')は、体長10cm~20cmに達するナマズ目の海水魚である。 == 概要 == 茶褐色の体に頭部から尾部にかけて2本の黄色い線がある。集団で行動する習性があり、特に幼魚の時代に著しい。幼魚の群れは巨大な団子状になるため、「ごんずい玉」とも呼ばれる。この行動は集合行動を引き起こすフェロモンによって制御されていることが知られている。 背びれと胸びれの第一棘条には毒があり、これに刺されると激痛に襲われる。なお、この毒は死んでも失われず、死んだゴンズイを知らずに踏んで激痛を招いてしまうことが多いため、十分な注意が必要である。毒の成分はタンパク毒であるため、加熱により失活する。 もともとナマズの仲間であるため、成魚になるとナマズとよく似た姿となる。毒針のせいで嫌われるが、実は美味な魚であり、毒針を取り除いた上で、味噌汁や煮物、天ぷらなどで食される。 他の魚と同様、ギギ、ハゲギギ、ググといった、地方ごとにさまざまな呼称があるという。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゴンズイ」の詳細全文を読む
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