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ゴンザーガ家[ごんざーがか]
ゴンザーガ家(Gonzaga)は、イタリアの貴族の家系。マントヴァの僭主(シニョーレ)として知られる。15世紀から16世紀のマントヴァ宮廷に華やかなルネサンス文化を育てた。ゴンツァーガ家、ゴンヅァーガ家とも表記される。 == 概要 == 1328年、シニョーレであったボナコルシ家から権力を奪い、マントヴァのカピターノ・デル・ポポロ(市民の統領)の地位を世襲した。ジャンフランチェスコ(Gianfrancesco, 1395年 - 1444年)が1433年に領主の地位を獲得しマントヴァ侯となった。1530年、フェデリーコ2世の代に昇爵してマントヴァ公となった。また、フェデリーコ2世は1536年には妻マルゲリータを通じてモンフェラート侯国を相続し、以後ゴンザーガ家はモンフェラート侯(1575年から公)を兼ねた。16世紀から17世紀にかけて、トスカーナ大公国のメディチ家と婚姻関係を結んだ。 直系の子孫は1627年で途絶え、フランスでヌヴェール侯爵領を統治していた分家のカルロ1世が継いだが、直後に継承戦争が勃発し、1630年にはオーストリア・ハプスブルク家に侵攻された。次第に勢力が衰え、1708年、最後の当主フェルディナンド・カルロが子どもを残さずに死去すると、マントヴァ公国はハプスブルク家領のミラノ公国に併合された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゴンザーガ家」の詳細全文を読む
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