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ゴンファロニエーレ : ウィキペディア日本語版
ゴンファロニエーレ
ゴンファロニエーレ()は、ルネッサンス期のイタリアで用いられた政治的な称号である。特定の地域コミュニティなどなんらかの集団のリーダーが就任する職であり、その集団の国旗・市旗など)を指すイタリア語 gonfalone (ゴンファローネ)に由来する。日本語に直訳すれば「旗手」。
著名なものとして、フィレンツェの「正義の旗手(ゴンファロニエーレ・ディ・ジュスティツィア)」がある。13世紀に創設されて以降、断続的に任命され、その役割や権限も変遷があるが、1492年から1512年までのメディチ家僭主支配を排除した時期、フィレンツェの元首の称号が「正義の旗手」であった。1502年以降終身制となり、メディチ家の復帰で亡命するまでピエロ・ソデリーニがその地位を担った。
また「正義の旗手」はボローニャシニョーレであるベンティヴォーリオ家の当主が名乗ったことがある。
ローマでは、教皇が自分を軍事的に支えてくれる王侯に与えた「教会の旗手(ゴンファロニエーレ・デッラ・キエーザ)」「教皇の旗手(ゴンファロニエーレ・デッラ・パパーレ)」がある。
category:紋章


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ゴンファロニエーレ」の詳細全文を読む



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