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サキシトキシン : ウィキペディア日本語版
サキシトキシン

サキシトキシン(、)は、主にアレクサンドリウム属( など)の赤潮を形成する有毒渦鞭毛藻がつくる麻痺性物の一種。その藻類を食べることで、通常は毒を持たない貝類などが毒化することがある。また、水の華を形成するシアノバクテリア () や淡水性ラン藻 () などが生産するシアノトキシンの一種であるが、生合成経路は未解明である〔Landsberg JH, 2002. The effects of harmful algal blooms on aquatic organisms. Reviews in Fisheries Science, 10(2): 113–390.〕。
サキシトキシンは1962年北米産の二枚貝学名にちなみ命名され、1975年にSchantzら、Rapoportらによって、X線結晶構造解析により構造決定された。サキシトキシンには約30種の同族体が存在する。
== 主な保有生物 ==
テトロドトキシンと共にフグ毒の成分のひとつ。フグのほか麻痺性貝毒の代表的な成分で主に二枚貝のムラサキイガイマガキアサリホタテガイなどの中腸腺に蓄積される事がある。また、房総半島以南の磯周りに普通に分布するオウギガニ科(スベスベマンジュウガニ)のカニは筋肉に蓄積することがある。パナマ産のヤドクカエルの一種 () も保有することが報告されている〔両生類の毒 東北大学大学院農学研究科・農学部〕。
; 毒素除去に関する研究
: サキシトキシン分解能力を有するエンテロバクター属の微生物菌体を含む餌を毒素保有貝に与え、除去する研究が行われている〔麻痺性貝毒の除去方法及びそれに用いる微生物 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サキシトキシン」の詳細全文を読む



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