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ティンコフ(Tinkoff)は国際自転車競技連合 (UCI) の主催するUCIプロツアーに参加する自転車ロードレースのチームの一つ。ロシアにチームの拠点を置く。 2016年シーズンの主力選手にはアルベルト・コンタドール、ペーター・サガンなどがいる。 == スポンサー == 1996年のツール・ド・フランスの総合優勝者でもあるビャルヌ・リースが所有・運営するチーム「リース・サイクリング」が母体となっている。チーム創設は1999年。2001年からはアメリカ・カリフォルニア州エルセガンドに本部を置くコンピュータ関連企業であるコンピュータ・サイエンス・コーポレーション (:en:Computer Sciences Corporation) が支援、2003年から2008年にかけてCSCは冠スポンサーとなり、チーム名称は「チームCSC」となった。 しかしCSCの本業での長期投資計画の見直しに伴い、2008年シーズン終了後の契約満了を持ってスポンサーから撤退することを発表した。CSCは新スポンサーの確保についても協力する旨を表明〔Riis Cycling to have new title sponsor in 2009 - 2008年3月13日付けチームCSC公式リリースより〕。2008年6月10日にリース・サイクリングはデンマーク・コペンハーゲンの投資銀行「サクソバンク」とスポンサー契約を新たに締結。この契約は即日発効し、リース・サイクリングは同日から2008年いっぱいは「チームCSCサクソバンク」として戦うこととなった〔Riis Cycling signs Sponsorship Agreement with Saxo Bank 〕。サクソバンクは単独でのスポンサードに無関心で新たにITファクトリーという共同スポンサーを迎え2009年からは「チームサクソバンク-IT ファクトリー」という名前で活動を開始する予定であったが2008年12月にITファクトリーが破産〔http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=9557〕。結局、サクソバンクの単独スポンサーで「チーム・サクソバンク」として活動を始めている。 2010年8月3日、ビャルヌ・リース監督がデンマーク・コペンハーゲンで記者会見を開き、サクソバンクの引き続きのスポンサード及びアメリカのソフトウェア会社サンガード社のスポンサーを得て来シーズンもプロツアーに参戦することを発表し、サクソバンク・サンガード・プロフェッショナル・サイクリングチームとして活動することが発表された。これと共にアルベルト・コンタドールの獲得も発表された。 2012年シーズンは、前年シーズン限りでサンガードが撤退したことを受け、再び「チーム・サクソバンク」として活動をスタート。同年シーズンより宮澤崇史が加入した。2005年シーズンよりUCIプロチームが制度化されて以降、日本国籍選手として史上3人目となるUCIプロチーム在籍選手となった。同年6月にはロシアの投資銀行「ティンコフバンク」(Tinkoff Bank)がサブスポンサーに付き、チーム名も「チーム・サクソバンク-ティンコフバンク」(Team Saxo Bank-Tinkoff Bank)に変更された。 2014年シーズンより、ロシアの実業家オレグ・ティンコフが、ビャルネ・リースからチーム(リースサイクリング)を買収し、チーム名が「ティンコフ=サクソ」に変更された〔「チーム サクソ・ティンコフ」をロシアの実業家ティンコフ氏が買収 リース氏は監督業に専念 2013年12月3日 cyclist sanspo.com〕。それに伴い、チームのメーンスポンサーはティンコフクレジットシステム社、セカンドスポンサーがサクソバンク社となった。 2016年シーズンより、サクソバンク社がスポンサーから撤退し、チーム名は「ティンコフ」となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ティンコフ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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