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サクラメント級高速戦闘支援艦()は、アメリカ海軍が運用していた補給艦の艦級。基本計画番号はSCB196であった〔。 1964年より順次に4隻が就役し、2005年までに全艦が退役した。 == 設計 == 本級は、1隻で空母戦闘群(現在の空母打撃群)に必要な物件全てを賄えるものとされており、高速戦闘支援艦(AOE)という艦種の最初の艦級である。従来、艦隊の支援には給油艦(タンカー)と戦闘補給艦(貨物船)など複数の艦種が必要であったが、AOEでは一隻で液体(燃料、真水など)、ドライカーゴ(食料、弾薬など)を同時に補給することができる。 満載排水量50,000トンという大型艦で20ノットを超える高速を発揮させるため、1番艦と2番艦には、アイオワ級戦艦の6番艦「ケンタッキー」(BB-66)向けに製造されたものの、同艦の建造中止にともなって余剰となっていた蒸気タービン主機関が半分ずつ流用されている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サクラメント級高速戦闘支援艦」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sacramento-class fast combat support ship 」があります。 スポンサード リンク
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