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サッカーのポジション
== 概要 == サッカーのポジションは、後ろからゴールキーパー(GK)、ディフェンダー(DF)(CB:センターバック・SB:サイドバック・SW:スウィーパー)、ミッドフィールダー(MF)(DMF:ディフェンシブミッドフィルダー・WB:ウイングバック・CMF:セントラルミッドフィルダー・SMF:サイドミッドフィルダー・OMF:オフェンシブミッドフィルダー)、フォワード(FW)(WG:ウイング・ST:セカンドトップ・CF:センターフォワード)、の4種類に分けられる。なおこれらの名称については現在用いられているもので、歴史的には別の名称で呼ばれていたこともある〔例えば1963年刊の事典には「選手の配陣は、最前線の五人をフォワード、そのうしろに三人のハーフバックを配し、またその後方に二人のフルバックを並ばせる」などとある(小学館「日本百科大事典6」昭和38年7月25日初版発行)〕。GKを除く3つのポジションについては、さらに細分化することができる。また、ゴールキーパーを除くプレーヤーをフィールドプレーヤーと呼ぶ。各ポジションはさらに細かい位置や役割によって細分化されるが、細分化については国ごとにポジションに対する認識や分け方が異なる。 一般的にシステム論議で用いられる、3-5-2や4-4-2と言った全体のフォーメーションについては、これらのポジションを後ろから、DF-MF-FWの順にその人数を数えたものである。すなわち3-5-2と言った場合はDFが3人、MFが5人、FWが2人、4-4-2の場合は、DFが4人、MFが4人、FWが2人と言う具合である。また、4-2-3-1のようにDF-後方のMF-前方のMF-FWと、MFを2つに分けて表すこともある。GKを数えないのは、ルールによって必ず1人だけと決まっているからである。ただし、スペインでは1-4-4-2などのようにGKの1を含めて表記する、3バックは5バックとして考えられ、1-5-3-2のように表記される、などの特徴がある。また、日本ではポジションを図示したときは、図の上がフィールドの前になり、上からFW・MF・DF・GKの順に表示するので、3-5-2などの表記がわかりにくいが、ヨーロッパでは上からGK・DF・MF・FWの順に表示することも多く、こちらに慣れていれば3-5-2などの表記もわかりやすい。 サッカー用語には「定義がはっきりしている用語」が非常に少ないということに注意するべきである(特に日本の場合は各国の用語が入り乱れて使われている)。同じ用語を使っていてもその使う人間によって全く異なる意味で使われている場合があり、そこを踏まえておかないと大きな誤りを犯す可能性がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サッカーのポジション」の詳細全文を読む
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