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サッカーイギリス代表[さっかーいぎりすだいひょう]
サッカーイギリス代表(サッカーイギリスだいひょう、)は、サッカーのイギリス本土4協会(イングランドサッカー協会(FA)、スコットランドサッカー協会(SFA)、北アイルランドサッカー協会(IFA)、ウェールズサッカー協会(FAW))の統一チーム。通常は存在しない。この項では主に、男子チームを取り上げる。女子チームは、イギリス女子代表で取り上げる。 == 概要 == イギリスは、国際サッカー連盟 (FIFA) からイギリス本土4協会(イングランドサッカー協会(FA)、スコットランドサッカー協会(SFA)、北アイルランドサッカー協会(IFA)、ウェールズサッカー協会(FAW))およびイギリス海外領土6協会(モントセラトサッカー協会、イギリス領ヴァージン諸島サッカー協会、ケイマン諸島サッカー協会、タークス・カイコス諸島サッカー協会、バミューダ諸島サッカー協会、アンギラサッカー協会)の各代表をそれぞれ認可され、FIFAワールドカップ本大会および各大陸予選やUEFA欧州選手権等の各大陸選手権本大会および予選、その他の国際大会に参加している。そのため、イギリス代表は親善試合を行ったことがあるが、FIFA主催の国際大会への出場はこれまでない。 夏季オリンピックのサッカー競技を主催する国際オリンピック委員会(IOC)は、イギリス本土においてはイギリスオリンピック委員会(BOA)のみ認可しているので、五輪サッカーには、イギリス本土4協会それぞれで出場することは出来ない。なお、国際オリンピック委員会 (IOC) はイギリス海外領土の内、バミューダ諸島、イギリス領ヴァージン諸島、ケイマン諸島の3地域の国内オリンピック委員会を認可している。イギリス本土では、グレートブリテンオリンピック代表チームとして過去11回出場しているが(非公式種目時代も合わせると12回)、中身は、イングランドアマチュア代表単独チームであった。自国開催となる2012年ロンドン五輪(男子はU-23、女子はフル代表)で紆余曲折の末、イギリス本土4協会統一チーム結成が決まったが、ロンドン五輪に出場する本登録の選手18名中、イングランドから13名、ウェールズから5名選ばれ、スコットランドと北アイルランドからは選ばれなかった〔サッカー英国統一代表決まる 五輪男子、52年ぶり-朝日新聞デジタル2012年7月3日 〕。なお、同大会に出場するイギリス女子代表は、男子とは異なり、イングランドから16名、スコットランドから2名選ばれ、ウェールズと北アイルランドからは選ばれなかった〔五輪サッカー女子、初の「英国代表」発表 男子は未定 -朝日新聞デジタル2012年6月26日 〕。ロンドンオリンピックは、イギリス男子代表12回目の出場で、イギリス女子代表は初出場となる。イングランドサッカー協会(FA)は2015年3月に、2016年リオデジャネイロ五輪(男子はU-23、女子はフル代表)でのイギリス本土4協会統一チーム再結成をイギリス本土3協会に打診したが、FA以外の3協会に拒否された為、同年3月30日に断念したことを3協会に伝えた〔リオ五輪でのイギリス代表再結成は白紙に…賛同得られずFAが提案破棄-サッカーキング2015年3月31日 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サッカーイギリス代表」の詳細全文を読む
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