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サッカーイタリア代表 (''Nazionale di calcio italiana'') はイタリアサッカー連盟 (FIGC) によって編成されるイタリアのサッカーのナショナルチームである。通称はアズーリ(“青”の意)である。 == 概要 == これまでFIFAワールドカップでは本大会出場18回、優勝4回の成績を収めており、優勝5回のブラジル、優勝4回のドイツと共にW杯で3回以上の優勝を経験している。またFIFAランキングで1位になった経験を持つ8チームのうちの1つでもある。ワールドカップでの8強入りは9回で、16回のブラジル、17回のドイツに比べると調子の波が大きいのも特徴である。 特に欧州で開催された大会ではその強さを発揮している。4回の優勝は全て欧州で達成しており、また1974年大会でポーランドに敗れて以来、欧州では現在まで26試合無敗を継続中である。強豪相手に対してその勝負強さが発揮され、ワールドカップで負け越している優勝経験チームは1つもなく、決勝トーナメントで敗北を喫したのもブラジルとフランスのみである。ワールドカップでのPK戦は1990年大会、1994年大会、1998年大会と3戦全敗であったが、2006年大会決勝戦でのPK戦で初勝利を収めた。UEFA欧州選手権には、7回出場、1回優勝している。またフランスとのライバル意識が強く、国際大会で数々の名勝負を繰り広げている(詳細はサッカーにおけるイタリアとフランスのライバル対決を参照)。 国旗の色にない青という色をチームカラーとするナショナルチームのひとつであり (ほかの例としてはドイツの白、日本の青、オランダのオレンジがある)、その青色は地中海ブルーと呼ばれることもある。ユニフォームが青いのは、かつてのイタリア王国の王家ことサヴォイア家からきているとされることがある(王国時代は現在の国旗の中央にサヴォイア家の家紋が青い枠とともに入っていた)。 伝統としてカテナチオ(“かんぬき”の意)と呼ばれる守備的戦術を持ち、古くから多くの優秀なディフェンダー、ゴールキーパーを輩出している。代表的な選手として、ジャチント・ファッケッティ、ディノ・ゾフ、ガエターノ・シレア、フランコ・バレージ、パオロ・マルディーニ、ファビオ・カンナバーロ、ジャンルイジ・ブッフォンなどが挙げられる。攻撃的選手では、古くはジャンニ・リベラから始まり、近年では、ロベルト・バッジョ、アレッサンドロ・デル・ピエロ、フランチェスコ・トッティなどの、いわゆるファンタジスタと呼ばれるスター選手を多く輩出している。 幾度となく強豪を苦しめてきたが、クロアチアを苦手としており、公式戦全6試合で勝利が無い。 かつてのソビエトとも相性が悪く、1991年にソビエト国家が崩壊するまでに公式戦全7試合で勝利を収める事が出来なかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サッカーイタリア代表」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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