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サラザール・スリザリン (Salazar Slytherin) は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズに登場する架空の魔法使いである。 == 人物 == 中世、生没年不詳。名前はポルトガルの独裁者、アントニオ・サラザールに由来。 「東の湿原」からホグワーツの地へやって来て、ゴドリック・グリフィンドール、ヘルガ・ハッフルパフ、ロウェナ・レイブンクローと共にホグワーツ魔法魔術学校を創設した。 寮の信条や組分け帽子の歌にもあるように、野心に溢れ狡猾さを備えた性格と思われる。また蛇語が堪能だった。第2巻で外見が明らかになるが、その姿はサルの顔をした老人だった(なお小説では「秘密の部屋」の像、映画では校長室の肖像画で明らかになる)。 マグルに対する差別意識が酷く、このことが創設者間の不和の原因の1つになったと考えられる。組分け帽子の歌によればグリフィンドールとの諍いは凄まじく、決闘もしたようだが、元は断琴の交わりを結んだ仲だった。やがて彼はホグワーツ城から去るが、去る前に「この学校で教えを受けるに相応しからざる者(=マグル生まれ)」を追放する為に「秘密の部屋」を設け、中にバジリスクを棲まわせたとされる。 ただしスリザリン本人についての詳細な記録・資料は残されておらず、彼の思想・人格についてはその多くが後世の推測に基くものである。また、スリザリンを含む4人の個性と知能を吹き込まれた組分け帽子は、ホグワーツに大きな危機が訪れた時、生徒に結束を呼びかけている。 ちなみにメローピー・ゴーント、マールヴォロ・ゴーント、モーフィン・ゴーント、ヴォルデモートは彼の直系の子孫である。 綴り(Salazar Slytherin)は、イニシャルがロウェナ・レイブンクローと隣接している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サラザール・スリザリン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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