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サラフィー主義[さらふぃーしゅぎ]
サラフィー主義(サラフィーしゅぎ、 サラフィーヤ、Salafism)とは、現状改革の上で初期イスラムの時代(サラフ)を模範とし、それに回帰すべきであるとするイスラム教スンナ派の思想。 == 概要 == サラフィー主義は(スンナ派の)厳格派と呼ばれることもある。それが「単なる復古主義でないのは、回帰すべき原点、純化されるべき伝統がそもそも何であるかを、厳しく問うものだからである」〔コトバンク『世界大百科事典 第2版』の解説より 〕が、現実的にはシャリーアの厳格な施行を求め、聖者崇拝やスーフィズム、シーア派を否定する。祖は13世紀から14世紀にかけ中世シリアで活動したハンバル学派のウラマー、イブン・タイミーヤであるとされ、カラームを拒むなどの特徴を持つ。近世に生じたワッハーブ派はサラフィー主義から派生したもので、今もこれに含む考えもある。近現代においてはラシード・リダーが有力な提唱者であった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サラフィー主義」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Salafi movement 」があります。
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