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サラマンカの旧市街 : ウィキペディア日本語版
サラマンカの旧市街[さらまんかのきゅうしがい]

サラマンカの旧市街(サラマンカのきゅうしがい、英語:Old City of Salamanca)はスペインサラマンカ市の旧市街からなる同国の世界遺産のひとつである。1988年に登録。
== 概要 ==
サラマンカの町の始まりは古代ローマのころ属州ヒスパニアトラヤヌス帝によって建設された植民都市であるとされる。ローマ帝国が滅亡し、イベリア半島イスラム帝国の支配下に入ると、この地はイスラム化し、トレドグラナダと同様、イスラム文明を享受することになった。
古代ギリシアローマ学問やそれを発展させたイスラム学問がこの地にも集積され、中世ヨーロッパ世界にそれらを紹介する場となった。
レコンキスタが進み、この地がキリスト教圏になるとアルフォンソ9世によってサラマンカ大学が設立され、サラマンカは「知識を欲するものはサラマンカへ行け」と言われるほどになった。
大航海時代には、天文学の知識などが大いサラマンカ大学で研究される一方、反宗教改革異端審問の舞台にもなった。
サラマンカの市街はイスラム様式からヨーロッパのゴシック様式サン・エステバン修道院バロック様式などヨーロッパの建築文化が集積されることになった。また、酸化鉄を含んだ石材からなる建造物の町並みはサラマンカを比類なき美しい町であると賞賛されるにいたった。

Image:Plaza-mayor-salamanco.jpg|マヨール広場
Image:Catedral de Salamanca lateral.JPG|新カテドラル
Image:House of the shells in Salamanca.jpg|貝の家
Image:Iglesia San Esteban Salamanca.jpg|サン・エステバン修道院


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サラマンカの旧市街」の詳細全文を読む



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