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サラマンカ学派[さらまんかがくは]
サラマンカ学派(サラマンカがくは / 西:Escuela de Salamanca、英:School of Salamanca)は、16世紀から18世紀にかけてスペイン王国のサラマンカ大学を拠点として活動したスコラ学あるいは神学・哲学の学派である。 == 概要 == 16世紀、サラマンカ大のサン・エステバン神学院を拠点に、ドミニコ会士を中心にイエズス会・アウグスチノ会の会士も加わっていた学派(ドミニコ会学派)と、17世紀〜18世紀の同大学サン・エリアス神学院を拠点とするカルメル会士の学派(カルメル会学派)に2大別され、ともにトマス・アクィナスの神学に基づく研究を行った。狭義の「サラマンカ学派」(''Salmanticenses'')は後者を指すが、前者のドミニコ会学派は、当時顕在化していた価格革命の影響やインディアス先住民の問題に対応して活発に経世論を主張したことから、現在の国際法学・経済学の源流の一つと目されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サラマンカ学派」の詳細全文を読む
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