|
サルヴァトーレ・トト・リイナ(、1930年11月16日 - )はイタリアのマフィア(マフィオーソ)。「トト・ウ・クルトゥ(ちびのトト)」というニックネームがあった。身長は160cm。 == 人物像 == コルレオーネ村のマフィアのボスでありマフィア史上最も長く広いマフィアの頂点に君臨した人物で「野獣」と呼ばれ恐れられた男。 頭の回転が速く、裏で陰謀を計画したりするのが得意だという。 しかし、性格は真面目で1日の大半を自室から指示し執務をこなした。 マルケーゼはリイナのことを「腐ったリンゴのような奴だ。外見は良くみえても、心は腐っている。」と語っている。ステファノ・ボンターテはリイナをもっとも危険な人物と恐れていたという。またトンマーゾ・ブシェッタはリイナのことをコーザ・ノストラの歴史がはじまって以来最も凶悪で臆病な男といっている。 政府側に寝返ったマフィアのサルヴァトーレ・カンチェーミは裁判で、「リイナは裏切り者に対し『裏切り者の家族、親類、血のつながりのある者の6歳以上は皆殺しにしろ』と命令した」と証言した。 マフィア大裁判のとき、52人の殺人をおこなったとして告発された。 1993年11月に法廷でブシェッタと対面した際、彼から”マフィアのボスとして殺し屋を指揮し、自分の家族までも殺した”と非難された時には、ブシェッタに向かい「こんなだらしない男とは話したくない」と言い返した。これはブシェッタがマフィオーソとしては異例の2度の離婚を経験しているためである。 妻のアントニエッタ・バガレッラはコルレオーネ出身の小学校教師であった。彼女が13歳のとき、14歳年上のリイナに一目ぼれしたという。リイナとの子供を4人生んでいる。リイナ逮捕後も「あの人はいい人だから、女性はみんなあの人のような夫を持つべき」と語っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サルヴァトーレ・リイナ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|