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サレム・ムバラク・アル=ヤミ(Salem Mubarak Al-Yami、1982年2月9日 ‐ )は、サウジアラビアの男子陸上競技選手。専門は短距離走。100mで10秒13、200mで20秒42の自己ベストを持つ、両種目のサウジアラビア記録保持者。2000年世界ジュニア選手権の100m銀メダリストである。世界ジュニア選手権の100mでアジア勢がメダルを獲得したのはムバラク・アル=ヤミが初めてであり、2位という順位は現在もアジア勢最高成績である。 == 経歴 == 1999年7月、世界ユース選手権の100mと200mで決勝に進出したが、100mは10秒51(+1.4)で5位、200mも21秒54(+0.9)で5位と、両種目ともメダルは逃した。 1999年8月、若干17歳でセビリア世界選手権の200mに出場すると、1次予選で21秒27(+0.1)の自己ベスト(当時)をマークしたが、組7着で敗退した。 2000年9月、シドニーオリンピックの200mと4×100mリレーに出場し、オリンピックを初めて経験した。しかし、100mは1次予選で21秒18(+0.4)の組7着、3走を務めた4×100mリレーは39秒94の組7着に終わり、両種目とも最初のラウンドを突破できなかった。 2000年10月、世界ジュニア選手権の100mと200mに出場。100mは1次予選を10秒27(-0.6)のジュニアサウジアラビア記録で突破すると、2次予選と準決勝も突破し、世界ユース選手権に続いて世界大会のファイナリストとなった。迎えた決勝では10秒38(+0.1)をマークし、マーク・ルイス=フランシス(10秒12)次いで銀メダルを獲得した。世界ジュニア選手権の100mでアジア勢がメダルを獲得したのはこの時が初めてで(男女通じて)、2位という成績は現在もアジア勢最高成績である。200mは準決勝で20秒95(+1.2)の組5着に終わり、決勝に進出できた組4着とは0秒07差で敗退した。 2001年8月、エドモントン世界選手権の100mと200mと4×100mリレーに出場。シニアの世界大会初出場となった100mは1次予選を10秒34(+0.7)で突破し、シニアの世界大会で初めて次のラウンドに進んだが、2次予選は10秒21の組5着で敗退した。2大会連続の出場となった200mは1次予選敗退に終わり、前回大会に続いて次のラウンドには進めなかった。3走を務めた4×100mリレーは予選を39秒15のサウジアラビア記録(当時)で突破すると、準決勝では予選のタイムを塗り替える39秒04のサウジアラビア記録(当時)を樹立したが、決勝に進出できた4着以内には入れなかった。 2004年8月、アテネオリンピックの100mに出場すると、1次予選で10秒36(-0.4)をマーク。着順で2次予選に進出できた組3着とは0秒08差、タイムで拾われた最後の枠の選手とは0秒02差で2次予選進出を逃した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サレム・ムバラク・アル=ヤミ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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