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シークヮーサー(和名:ヒラミレモン(平実檸檬)、学名:''Citrus depressa''、閩南語:)は、ミカン科の常緑低木、柑橘類。沖縄方言で「シー」は「酸」(あるいは「酢」)、「クヮーサー」は「食わせるもの」(あるいは「加える」)を表し、「シークヮーサー」という名称は「酸を食わせるもの」(「酢を加える」)を表す。これは、芭蕉布を織り上げた際にそのままでは固い布をシークヮーサーの果汁で洗浄し、柔らかくしたことに由来する。 == 特徴 == 琉球諸島及び台湾に自生する。高さは5 メートルほど。花期は4月。直径3 センチメートルほどの白い花を咲かせる。結果は7月頃から。通常は、皮が緑色の時期に青切りで収穫する。 中の果実は小さくて丸く、皮が薄いので、小さな黄色の温州ミカンといった姿をしている。およそ25~60 グラム。 未熟な果実の皮は濃い緑色をしているが、熟すにつれ徐々に黄色く色づく。 味はとても酸味が多く糖分が少ない。熟したものをクガニーと呼ぶ場合があるが、厳密にはシークヮーサーとクガニは種類が違う。 ガン抑制などの効能がメディアで取り上げられ、注目を浴びた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シークヮーサー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Citrus depressa 」があります。 スポンサード リンク
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