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サーファクタント : ウィキペディア日本語版
界面活性剤[かいめんかっせいざい]

界面活性剤(かいめんかっせいざい、英語:surface active agent、surfactant)は、分子内にになじみやすい部分(親水基)と、になじみやすい部分(親油基疎水基)を持つ物質の総称。両親媒性分子と呼ばれることも多い。ミセルベシクルラメラ構造を形成することで、極性物質と非極性物質を均一に混合させる働きをする。また、表面張力を弱める作用を持つ。
洗剤の主成分であり、有用な性質を多くもつため、工業的に大量に合成・使用されている。サポニンリン脂質ペプチドなど、天然にも界面活性剤としてはたらく物質は数多く存在する〔産業技術総合研究所「バイオサーファクタントの構造」。PDF 〕。
== 概要 ==
界面近傍では界面自由エネルギーが高くなり不安定化するので、界面はできるかぎり表面積を小さくしようとする(界面張力)。ひとつの分子内に親水基と親油基をもつ両親媒性の化学構造をもつ物質が界面上に並ぶことにより、この不安定な状態が緩和される、つまり界面自由エネルギーが小さくなる。このような特性をもつ物質を界面活性剤という。
界面活性剤は洗剤用途に大量に使用されているほか、食品化粧品乳化剤保湿剤としても重要な位置を占める。界面活性剤は微妙に化学構造を変化させただけで大きく異なる特性となるため、非常に多くの種類のものが生産・使用されている。
その一方で、洗剤などを含む排水が水質を汚染させ公害の原因となることも指摘されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「界面活性剤」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Surfactant 」があります。



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