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サーブ・900 : ウィキペディア日本語版
サーブ・900
サーブ・900スウェーデン自動車会社サーブ製造販売していた乗用車である。
1960年代からの設計を継承しスウェーデンの航空機メーカー・サーブの自動車部門が設計製造した初代と、GM傘下に入り自動車メーカーサーブ・オートモービルとなってオペルと共通のプラットフォームを流用し設計製造した二代目があり、特に欧米ではそれぞれ「Classic 900」と「New 900」として区別される。
== 初代 Classic 900 ==

1967年にデビュー以来同社の主力車種となっていた99の発展型として、1978年5月〔1979年モデルイヤーとして登場した。
基本的な構造は主力マーケットであるアメリカの衝突安全基準に対応するため「99」の車体前後を延長し、インテリアを新しくしたもので、ラウンドしたフロントウインドウ、低いサイドシルなど独特のボディ構造はもとより、野太い排気音など乗り味も従来の延長線上にあった。当初は3ドア・5ドアのハッチバックのみでスタートした。1993年秋にオペルベースの新型にバトンタッチされ生産終了するまで、「99」以来基本的に同一の設計のまま、改良を重ねて25年以上にわたり、90万8817台(内カブリオレ4万8888台)が生産されることとなった。
2.0リットルDOHCエンジンを装備する900i16で最高速度175km/h〔、0-100km/h加速11.5秒〔、2.0リットルターボエンジンを装備するターボ16では最高速度190km/h〔、0-100km/h加速9秒〔。ターボ16Sでは最高速度205km/h〔、0-100km/h加速9.6秒〔〔0-100km/h加速がターボ16の9.0秒に対しホットモデルであるターボ16Sが9.6秒と遅く疑問があるが、そのまま記述した。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サーブ・900」の詳細全文を読む



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