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サーベル銃 : ウィキペディア日本語版
重力サーベル[じゅうりょくさーべる]
重力サーベル(じゅうりょくサーベル、''Gravity saber'')は、松本零士のSFマンガとそれを原作としたアニメ作品などに登場する架空の武器。

== 概要 ==
全長約1メートル〔東映で製作が決定する以前に零時社で出した、『宇宙海賊キャプテンハーロック』の企画書にある記述より。これは『ハーロック』を特集したロマンアルバム30号(徳間書店刊、1980年)の巻末に掲載されている。〕で通常のサーベルと同様に、白兵戦用の武器として使用する。相手をこれで突いて倒した場合、突いて穴が空いたところから煙が立つ描写が劇中にある〔先端を加熱することで貫通力が強化されているとみられる。ただし『クイーン・エメラルダス』の劇中において、エメラルダスが油断して相手の重力サーベルで顔に切り傷をつけられた際、それは文字通り刃物による切り傷で、火傷ではなかった。〕。
グリップにトリガーがついているタイプは、サーベル銃〔零時社の企画書にはサーベルガンという名称で記載されている。〕と呼ばれビームガンとしても使用可能である。なお火力ではコスモドラグーン(戦士の銃)にやや劣ると言われる〔東映動画(現東映アニメーション)刊 エターナルコレクション 『銀河鉄道999』 1981年〕。
宇宙海賊キャプテンハーロック』、『クイーン・エメラルダス』、『銀河鉄道999』などのアニメ版においては、この重力サーベルによる剣戟が見せ場の一つとなっており、『ハーロック』アニメ版の最終回の一話手前の第41話では、重力サーベルを持つハーロックとビームを発射する剣を用いた女王ラフレシアによる一騎討ちが行われた。
なぜ「重力」とついているのかは説明されていない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「重力サーベル」の詳細全文を読む



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