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ザイン=ヴィトゲンシュタイン=ザイン家 : ウィキペディア日本語版 | ザイン=ヴィトゲンシュタイン=ザイン家[ざいんう゛ぃとげんしゅたいんざいんか]
ザイン=ヴィトゲンシュタイン=ザイン家(Haus Sayn-Wittgenstein-Sayn)は、ドイツ・ラインラント地方の諸侯家門ザイン=ヴィトゲンシュタイン家の分枝。この家名を冠した家系には、19世紀前半に絶えたものと、現在も存続しているものの2つの系統が存在する。 == 歴史 == ザイン伯領を治めるザイン=ザイン家が1606年に絶えた際、傍系のザイン=ヴィトゲンシュタイン家の次男であるヴィルヘルム3世(1569年 - 1623年)が、1591年にザイン=ザイン家の女子相続人アンナ・エリーザベト(1572年 - 1608年)と結婚していた縁により、ザイン伯爵領を受け継いだ。ヴィルヘルム3世の系統はザイン=ヴィトゲンシュタイン=ザイン家と呼ばれたが、夫妻の孫息子ルートヴィヒ(1628年 - 1636年)がわずか7歳で死去すると、ザイン伯爵領の相続問題が起きた。 ルートヴィヒ伯の母で摂政のルイーゼ・ユリアーネ・フォン・エアバッハ(1603年 - 1670年)は、2人の娘エルネスティーネ(1626年 - 1661年)とヨハネッテ(1632年 - 1701年)に伯爵領を分割相続させ、前者はザイン=ハヒェンブルク伯爵領を、後者はザイン=アルテンキルヒェン伯爵領をそれぞれの婚家にもたらした。これにより、ザイン=ヴィトゲンシュタイン家はザイン伯爵領を喪失した。ザイン=ヴィトゲンシュタイン=ザイン家の男系は、ヴィルヘルム3世伯と後妻との間の息子の家系がその後も続いていたが、1846年になって断絶した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ザイン=ヴィトゲンシュタイン=ザイン家」の詳細全文を読む
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