|
サガイン ( Sagaing) は、ミャンマー北部ザガイン地方域の都市。エーヤワディー川沿岸に位置し、対岸の都市マンダレーの南西約15kmに存在する〔酒井「サガイン」『世界地名大事典』6巻、415頁〕。エーヤワディー川中流域の政治・経済・交通の中心地である〔。また、多くの僧院を擁する宗教都市でもある。 町にはとサガイン教育大学の本部が置かれている。 == 歴史 == 中国で編纂された『南詔野史』に現れる折弓の地は、サガインに相当すると考えられている〔荻原「サガイン」『アジア歴史事典』4巻、30頁〕。 14世紀初頭にパガン王朝が滅亡した後、1315年から1364年にかけてサガインには王朝が存在していた()。サガイン朝の次に成立したアヴァ王朝の時代、町は王太子などのアヴァ王位の後継者候補によって統治されていた。1760年から1763年の間、王によって、サガインは一時的にコンバウン王朝の首都に定められる。 18世紀から19世紀半ばまで、サガインはビルマ綿花を輸送する中国の商人の寄港地となる。 1988年8月の8888民主化運動ではサガインでも市民によるデモが行われたが、軍により約300人の市民が殺害された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サガイン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sagaing 」があります。 スポンサード リンク
|