|
『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(''THE KING OF FIGHTERS'')は、1994年にSNKがゲーム機「ネオジオ」で発売した対戦型格闘ゲームのシリーズ名、またその劇中で開催されている世界規模の格闘大会の名称である。元々は、同社の作品『餓狼伝説』シリーズと『龍虎の拳2』の舞台である格闘大会。 公式な略称は、頭文字を取った「KOF」(ケーオーエフ)。SNKプレイモアはこれを商標登録している。 なお、台湾では「格鬥天王」、香港では「拳皇」と訳される。 == 概要 == このシリーズ作品は、プレイヤーは3人一組(作品によっては4人一組)のチームを選択し、他のチームと勝ち抜き戦を行うというシステムである。 同時代にリリースされた格闘ゲームであり最大のタイトルでもあった『餓狼伝説』や『龍虎の拳』、1980年代のアーケードゲームである『怒』、『サイコソルジャー』など、同社の看板ゲームのキャラクターが出場して覇を争うドリームマッチという設定(『サムライスピリッツ』のキャラクターは世界観が合わないという理由で現在も本編作品には参戦していない〔ただし、一部の外伝作品にはプレイヤーキャラクターとして参戦していたり、本編においてもストライカーや背景キャラクターとして登場している者もいる。〕)。その一方でこのゲームの主役たちとして生み出された三種の神器の一族、オロチ一族、ネスツなどKOFオリジナルキャラクターが高い人気を博し、SNKのキャラクター人気を牽引した。新作のたびにチーム構成を変え、時にはかつてのライバルや宿敵ともチームを組んで戦うということが大きな魅力となっている。新キャラクターは増え続け、これまで登場したキャラクターは100人にも及ぶ。3vs3という格闘ゲームのチームバトルの基礎を築いた作品でもあり、1990年代にはアーケード黄金期の中でも絶大な人気を誇り、現在も新作がリリースされ続けているビッグタイトルである。 1994年から毎年新作がリリースされているが、2001年はSNKの倒産にともないサン・アミューズメントが、2002年以降はプレイモア(現SNKプレイモア)が販売している。 ゲームは男性マニアに支持されているが、キャラクターでは女性人気が高い。草薙京とそのライバル八神庵は特に女性人気が高く、両者の関連グッズの購入者はほとんど女性である〔『マーチャンダイジングライツレポート』1997年11月号〕。 中国・韓国における人気が特に高く、日本と同様のファン層を有している他、ゲームセンターでの対戦が日本より活況であり、日本における対戦大会で中国・韓国のプレイヤーが活躍することも少なくない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ザ・キング・オブ・ファイターズ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 The King of Fighters 」があります。 スポンサード リンク
|