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ザクム油田[ざくむゆでん]
ザクム油田（ザクムゆでん Zakum Field）は、アラブ首長国連邦にある油田。
== 概要 ==
アブダビ沖のペルシア湾内に位置する〔国際石油開発帝石株式会社 事業案内 > 中東・アフリカ 〕。水深は12から18mと浅く、石油プラットフォームによる採掘が行われている。発見は1963年であり、下部油層（下部ザクム油田）の採掘開始は1967年、上部油層（上部ザクム油田）は1982年からである〔石油天然ガス用語辞典 〕。2004年時点の生産量は、下部ザクム油田が226千バーレル/日、上部ザクム油田が500バーレル/日〔中東/北アフリカの石油・天然ガス・トレンド 独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構 石田聖 2006年 ">中東/北アフリカの石油・天然ガス・トレンド 独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構 石田聖 2006年 〕。
日本もこの油田には開発時より関わっており、一部権益を有しているが、2010年代以降契約切れとなるため〔UAE油田開発利権めぐり争奪戦 欧米と日本 共同通信 2009年2月11日 〕、油田権益の延長が議題にあがってきている〔サウジアラビア出張結果概要について 経済産業省 平成23年10月11日 ">枝野経済産業大臣のUAE及びサウジアラビア出張結果概要について 経済産業省 平成23年10月11日 〕。
このほか、気候変動対応及び資源採掘の観点から、油田への二酸化炭素注入〔原油回収率向上のため、水が注入されることが多い〕による原油回収率向上技術の研究・開発が行われている〔国際石油開発帝石株式会社 環境への取り組み > 気候変動への対応 〕〔日本経済新聞 2012年9月17日 ">原油増産、CO2技術がカギ 油田権益獲得の条件に 日本経済新聞 2012年9月17日 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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