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ザック・フェア : ウィキペディア日本語版
ザックス・フェア

ザックス・フェア (Zack Fair) はテレビゲームファイナルファンタジーVII』に登場する架空の人物で、『ラストオーダー ファイナルファンタジーVII』、『クライシス コア ファイナルファンタジーVII』の主人公である。
== 概要 ==
ファイナルファンタジーVII』及び、外伝的作品"COMPILATION of FINAL FANTASY VII"と総称される作品に登場するキャラクター。
神羅カンパニー所属のソルジャー。また、エアリス・ゲインズブール恋人で〔クライシスコア ザ・コンプリートガイド記述『エアリスと深くかかわる人物は恋人となるザックス』〕、『FFVII』の主人公クラウド・ストライフの親友である。田舎村のゴンガガ出身で、セフィロスに憧れ英雄になることを夢見て家出同然でミッドガルに向かい、ソルジャーとして採用された後にソルジャー・クラス1stに昇格する。ニブルヘイム事件の後、ミッドガルへ逃れる途中、神羅兵に殺害される。クラウドはACCにてザックスを英雄と称している。
黒髪のツンツンヘアをした青年で、明るく誰とでも親しみを持って接することが出来る性格。ソルジャーの制服(紫紺色。1st昇格後は黒)と黒い肩当を装備している。武器はバスターソード。この剣はザックスの死亡時クラウドが形見として手にし初期装備として使用した(後述バスターソードの項参照)。
姓の「フェア(Fair)」は、を意味する「クラウド(Cloud)」と対照的な意味となっている。なお、公式でこの姓が発表されてはいるものの、フルネームを名乗る描写は作中では出されていない。
『FFVII』の時点で両親は健在。ゲーム中の名前の表記は「おじいさん」「おばあさん」で夫婦が年老いてから生まれた一人息子だった事が伺える。
『FFVII』ではクラウドが「ジェノバ細胞」の影響で作り出した「過去のクラウド」の正体として登場し、序盤のエアリスやゴンガガに到着した際のエアリス・ティファの発言に伏線があるものの、後半のクラウドの回想で初めてその存在が明らかになる。また、この時点で既に故人であり、回想シーンにのみ登場する。
後に『FFVII インターナショナル』でクラウドと共に宝条博士の人体実験を受け逃亡、その後神羅兵によって射殺されるエピソードが描かれ2人の関係にスポットが当てられた。『FFVII AC』にもクラウドの回想シーンや幻で登場し『ラストオーダー ファイナルファンタジーVII』では主役を務めた。
『FFVII』の頃は陽気で女好きな性格と語られたものの深い描写は無かったが、『FFVIIインターナショナル』で、「俺はあちこちにあてがあるんだ。みんなの世話んなって…。あ、どの女の子も親といっしょに住んでるのか」と話し、クラウドに「俺たちは何でも屋をやるんだ」と語りかける。ゴンガガの両親へ「ガールフレンドができた」という手紙を出しており、クライシスコアコンプリートガイドにて、その手紙の彼女がエアリスであると明かされている。
『BCFFVII』ではタークスを気安く口説いたり、一度一緒に任務をしたらもう仲間・親友であると考える性格が語られた。『CCFFVII』にてソルジャー時代から死ぬまでの彼の生涯が描かれた。ザックスの設定を作った野島一成は、インタビューで、ザックスのキャラクターイメージはFF7開発当初からできており、今思えばザックスのキャラクター性があとで『FFX』のティーダになったと語っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ザックス・フェア」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Zack Fair 」があります。



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