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ザトラキス (''Zatrachys'' ) はペルム紀初期のテキサスとニューメキシコに生息していた迷歯亜綱分椎目に属する絶滅両生類である。 == 特徴 == 平らなU字型の頭骨を持つ。頭長は10-15cm。眼窩は小さく上方を向いていた。 頭骨の後方が広がり襟状になり、また鼻孔から眼窩の周辺を結び頭骨の後端まで続く隆起がある。このような装飾の目的はよくわからない。 脊椎はラキトム型。四肢は小さく尾は短い。 これらの特徴から水生動物だったろうと考えられていたが、近年口蓋部に大きな空隙があるのに注目し、陸生のカエルのような伸ばした舌に獲物をくっつけて捕らえる粘液を出す腺があったのではないかという仮説が立てられた。それならば陸生傾向がかなり強かったことになる。近縁のアカントストマトプス属の研究からも少なくとも十分成長した後は陸生であったことが推測される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ザトラキス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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