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ザ・ダンス(The Dance)はフリートウッド・マックのライブ演奏である。CDとVHSで1997年に発売された。後にDVDでも発売した。このライブはバンドの黄金時代のラインナップを呼び戻した。(リンジー・バッキンガム、ミック・フリートウッド、クリスティン・マクヴィー、スティーヴィー・ニックス)このラインナップは1987年の『タンゴ・イン・ザ・ナイト』以来アルバムを一緒には作っていなかった。彼らの記念碑的なベストセラーアルバム『噂』から20年を経て、『ザ・ダンス』はそのころ落ちていた大衆のバンドへの関心を復活させた。そして、1982年発売の『ミラージュ』以来のアメリカにおける1位獲得アルバムになった。このラインナップ(クリスティン・マクヴィーを除く)はこの後続けて2003年にスタジオ・アルバム『セイ・ユー・ウィル』を録音している。コンサートはカリフォルニア州バーバンクのステージで録音したものである。南カリフォルニア大学のマーチングバンドが「タスク」(オリジナルアルバムでも演奏している)、「ドント・ストップ」で演奏している。 大部分においてライブはグレイテスト・ヒッツとしての性格を帯びているのだが、『ザ・ダンス』には主要なソングライターが3人とも新曲を書いていて(2曲はリンジー・バッキンガムによるもの)、おなじみの曲と一緒に収録されている。アメリカで1位を獲得したアルバム『ミラージュ』のホールド・ミーやジプシーといった曲がCD版に入っていないことは特筆すべきことである。「ジプシー」はビデオ版に収録された。バンドの大きなヒットの1つであるリトル・ライズは全てに入っていない。 Billboard 200で初登場1位を達成した『ザ・ダンス』はアメリカ合衆国で5番目に売れたライブ・アルバムとなり、500万枚以上の売上を記録した。 本アルバムに収録された「シルヴァー・スプリングス」は第40回グラミー賞の最優秀ポップ・パフォーマンス賞(デュオ/グループ)にノミネートされた。 ==CD版曲目== #ザ・チェイン - "The Chain" (Lindsey Buckingham, Mick Fleetwood, Christine McVie, John McVie, Stevie Nicks) – 5:11 #ドリームス - "Dreams" (Nicks) – 4:39 #エヴリホエア - "Everywhere" (C.McVie) – 3:28 #リアノン - "Rhiannon" (Nicks) – 6:48 #アイム・ソー・アフレイド - "I'm So Afraid" (Buckingham) – 7:45 #テンポラリー・ワン - "Temporary One" (C.McVie, Quintela) – 4:00 #ブリード・トゥ・ラヴ・ハー - "Bleed to Love Her" (Buckingham) – 3:27 #ビッグ・ラヴ - "Big Love" (Buckingham) – 3:06 #ランドスライド - "Landslide" (Nicks) – 4:28 #セイ・ユー・ラヴ・ミー - "Say You Love Me" (C.McVie) – 5:00 #マイ・リトル・デーモン - "My Little Demon" (Buckingham) – 3:33 #シルヴァー・スプリングス - "Silver Springs" (Nicks) – 5:41 #ユー・メイク・ラヴィング・ファン - "You Make Loving Fun" (C.McVie) – 3:50 #スウィート・ガール - "Sweet Girl" (Nicks) – 3:19 #オウン・ウェイ - "Go Your Own Way", (Buckingham) – 5:00 #タスク - "Tusk" (Buckingham) – 4:22 #ドント・ストップ - "Don't Stop" (C.McVie) – 5:31 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ザ・ダンス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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